影絵の世界 光と影のファンタジー ― 2011/02/23 21:43
先日、当社に藤城清治事務所の方がお見えになりました。
4月17日からの展覧会告知看板の制作依頼でした。
画そのものは何となく知ってはいましたが。
画集の表紙に飾られていたアリスのハートには驚嘆してしまいました。
どうやって描いたんだろうと表紙をなめるように見て、これシルク印刷ですかなどと
チンプンカンプンな質問をしてしまい大変失礼致しました。
藤城清治先生が世界的な影絵作家で有る事を後で知りました。
ケロヨンと言えば、50歳以上の人は大体知っていると思います。
その作者である先生の事を、我が奥様に聞いた所
童謡の読み聞かせを小学校でやっているせいか、知っていました。
知り合いのイラストレーター氏に聞いた所良く知っておりました。
しらぬは自分ばかりなり。
最初の電話で、藤城清治事務所と政治事務所を大勘違い、展覧会とどうしても
結びつかず、頭の中は???マークが飛び交う始末。
会ってお話が出来てよかったです。
仕事そっちのけで、作品やら影絵についての質問に、丁寧に答えてくれて有難うございました。
細密画とか超細密画とは全く違う世界、温かくぬくもりある色合い、ファンタスティックでノスタルジーさえ感じる
手法に感服、ちょっとしたカルチャーショックを受けました。
すっかりファンになり、ネットで1枚の画を購入してしまいました。
写真は車のボディーに貼ってあったロゴマークです。
もう一枚はアリスのハートです。
追記、
どうしても本物が見たくて、19日土曜日車をぶっ飛ばして(奥様運転、子供酔っぱらう!)、昇仙峡まで行ってしまいました。
期待を裏切りませんでした。水面と鏡を利用した大胆で自由な発想、
繊細なグラデーションの技法等しっかり学んで来ました。来て良かった。
山下清画伯や内海桂子師匠等の画も同時展示してありました。
当然額付きのポスターも購入、我が家の玄関入り口に飾ってあります。
ネットで買った藤城先生の直筆サイン入りのレフグラフはもったいなくて飾れません。
落ち込んだ時に箱から出して元気を頂きます。
山頂までロープーウェイで行って来ました、気持ちよかった~。
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